「図の中に三角形はいくつあるでしょう」
答えは13個。小学校や中学校の算数で学ぶ(おそらく定番の)図形問題なのですが、3月に小田原城へ行った僕の目には、北条氏の家紋が浮かび上がってきます(笑)。
知識や経験によって世界の見え方は変わる―入試現代文あるあるですね(笑)。娘からは名古屋城や清州城へ行きたいと言われているのですが、なかなか日程的に厳しいので、とりあえず近くの城跡を探したところ、八王子に北条氏照が居城としていた滝山城跡があったので、さっそく行ってきました。
城というよりも「要塞」という感じで、至る所に敵が攻めにくい工夫が施されていました。途中3女ににこやかに声をかけてくれた男性がおり、世間話を交わしたのですが、その方はボランティアで15年間滝山城跡の保全や調査に携わってきたということで、様々な苦労話を聞かせて頂きました。思い入れのある方から聞く話はとても面白いですね。
滝山城はこれまで幾度も車で脇を通っていたのですが、城に興味が無かったため、全く意識したことがありませんでした。長女もそうだったと思います。興味をもつだけで世界の見え方が変わるのはとても面白いですね。子ども達にとっても、世界が興味(の対象)で溢れたものになってほしいです。